映画「名も無き世界のエンドロール」
2021年ROADSHOW

岩田剛典     新田真剣佑
監督 : 佐藤祐市

原作行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
配給エイベックス・ピクチャーズ

コメント
  • 岩田剛典

    今回、僕が演じたキダという役は、両親がいない家庭に育ち幼少期からの数少ない友人をずっと大切にしている友達想いな人間です。大人になってからも、常に幼なじみを想い、目的のために手段を選ばない闇の交渉屋として働きますが、どこかアクセルを踏み切れずにいるもやもやとした葛藤を抱えながらも、計画遂行のために突き進んでいくような役柄でした。
    初共演のまっけん(新田真剣佑)は、マコトという役柄に象徴されるような天真爛漫さが印象的でした。

  • 新田真剣佑

    この物語は復讐劇であり、その復讐におけるキーとなる人物です。
    僕が演じたマコトは色々なことを抱えた青年の役で、一度離れ離れになった岩田さん演じるキダとあることをきっかけに再会することから物語が始まります。
    岩田さんとは初共演でしたが、以前、授賞式でお会いしており、今回ご一緒できて、とても嬉しかったです。
    今回初めて劇中でマジックにも挑戦しており、現場で必死に練習した記憶があります。
    名も無き世界のエンドロール、ぜひ楽しみにしていてください。

  • 佐藤祐市(監督)

    大概の物語という物には「トリック」が仕掛けられています。
    この作品にも大きなトリックが有ります。そして劇中には「ドッキリ」という言葉で表現される小さなトリックも登場します。要は観客を上手に騙し、作品をより楽しんでいただく、という事だと僕は思います。
    巧く表現出来れば素晴らしい効果を発揮し、観客を更に深く作品の世界に導く事が出来る。
    ただ、計算通りに観客に観せ切ると言うのは、本当に難しいことだな、と今回つくづく感じました。果たして今回の「トリック」が、どの様に観客に伝わるのか?
    期待と不安が入り乱れる感覚ですが、「早く観て頂きたい!」というのが正直な気持ちです。
    是非、公開を楽しみに。

  • 行成薫(原作)

    タイトルに“エンドロール”とあるように、本作は映画というものを意識しながら書き上げた作品でした。
    今回、映画化されることとなり、頭の中に漠然と思い浮かべていた映像がスクリーンで観られるということ に、とてもわくわくしております。
    作中、キダとマコトという二人のキャラクターは、10年という歳月をかけてある想いを遂げようとしますが、思えば、この作品を書き始めたのも、映画公開の10年前、2011年のことでした。キダとマコト、二人の10年越しの想いがどういう結末に至るのか、そして、僕の10年越しの夢がどういう形になるのか、皆さんと一緒に体験できることを楽しみにしています。